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ビジネスブレークスルーでボンド大MBA講師( http://j.mp/banLk4 ) /新卒でコンサル(ブーズ)⇒取締役として25歳でアルー創業⇒新事業立ち上げ /「人を巻き込む仕事のやり方」出版( http://j.mp/7b4PDE ) /研究対象⇒のめりこむ人・突き抜けた人・クリエイティブクラス・オタク・天才

2011年1月4日火曜日

本の紹介:ライフネット生命社長の常識破りの思考法


自分が読んだ本について、簡単ではありますが
記録を残していきたいと思います。

記録メモの内容はこの5項目です。
1. 自分がこの本を手に取った理由
2. この本をオススメするのはこんな方
3. 印象に残った箇所の引用
4. 目次の全体像
5. 読んだ後にすぐ実行してみたこと

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【1. 自分がこの本を手に取った理由】
●ライフネット生命の出口社長がお話される談話会に以前参加をさせて頂き、
出口社長の教養と懐の深さに心を動かされました
●2010年から読書の量を増やしたのですが、「じっくり読む」スタイルと
そこから得られるものに興味を持ちました
●2011年は海外にたくさん出かけたいと思っており、出口社長が
どんな切り口から語られるのかに興味を持ちました


【2. この本をオススメするのはこんな方】
●ライフネット生命やその経営陣の方々にご興味・ご関心をお持ちの方
●グローバルで活躍するビジネスパーソンの人材要件について
ご興味・ご関心をお持ちの方
●一定のビジネス経験があり、ご自身の世界や価値観の幅をこれから
広げていこうとされている方
●旅や読書にもともと興味・関心があり、旅行先や読む本について
達人のオススメを知りたい方


【3. 印象に残った箇所の引用】
ビジネスの判断に必要なインプットとは何かと言えば、
突き詰めて考えると、人間とその社会をよく知ることです。
現実の世界で、人間がどう生き、どのような暮らしを
送ってきたかということを熟知することです。
その意味で私が心がけているのは、世界を知ること、
人に会うこと、歴史を学ぶことです。(39項)

日本生命の社史を読んだときに驚いたのは、
三代目社長の弘世助太郎氏が、昭和八年頃に
一年ほどかけて海外視察に出かけていたことです。(73項)

海外企業のリーダーたちは、歴史や文化芸術から
先端科学の分野まで、ビジネス以外の教養を
深く身につけていますから、雑談していても楽しくなります。
(81項)

海外なら大きく失敗しても、「あれだけ痛い目に遭えば、
次は失敗しないだろう」と、むしろ高確率でビジネスを
成功させる人間だと有望視されます。純粋培養で育てられ、
大学で優秀な成績をおさめた人物より、
はるかに出資の価値があると判断されます。(89項)

組織のダイバーシティと聞くと、私はモンゴル世界帝国の
人材登用が目に浮かびます。組織は多様性を受け入れると
どんどん強くなります。異質なバックグラウンドを背負った
人たちが集まり、純粋培養や均一化を壊していく。
これが今後の日本企業に求められる要件です。(91項)

特に読書は私にとって大切なものですから
一所懸命に読む、誠実に礼節をもって本に向かう、
という気持ちがあります。極端な言い方をすれば、
「きちんとネクタイを締め、正座して本と向き合う」
といった感じです。(145項)

キッシンジャー博士が言ったように「地理と歴史を
学んだあとに自分の足で歩いてみないと世界はわからない」
のです。(169項)


【4. 目次の全体像】
はじめに:日本人は「国際的非常識人」
PART 1 常識破りの仕事脳は「旅」と「読書脳」でつくれ!
第1章 なぜ「旅」と「読書」で思考が鍛えられるのか?
 何が「常識」で何が「非常識」なのか
 ぶれない思考をつくる三つの視点
 「旅」と「読書」を楽しむことで、「社会常識」の壁を突破できる
第2章 再確認・日本の「常識」は本当に正しいのか?
 あなたの「常識」はどこまで通用するのだろう?
 株主総会はなぜ平日に開催するのか?
 「お客さま第一主義」は矛盾だらけ
 経営トップが単独で出張するのは非常識か
 英語を身につけることが本当にグローバル人材を育てることになるのか
 「がむしゃらにみんなでがんばる」ことは本当に「日本の伝統」なのか
 海外のランチミーティングと日本の宴会
 「信号が青になったら渡る」は正しいか
 「失敗出戻り」こそおいしい人材
 教育レベルの低下は文科省のせい?
第3章 「タテヨコ」思考を鍛える”出口流”旅行術&読書術
 (旅編)
 土地は人の歴史の結果である
 海外旅行に語学は必要か
 現地に着いたらミシュランを買う
 レストランでは何と注文すればよいのか
 町を歩けば「ファクト」が手に入る
 毎年二回は誰でも海外旅行に行ける
 観光客が少ない町がおすすめ
 写真は撮らず、自分の目でひたすら眺める
 団体ツアーと個人旅行、どちらがよいか
 (読書編)
 何を読むか?
 良書は読み終わると毒が残る
 付箋も書き込みもしない私の読書作法
 読書とは、著者との「対決」である
 読書体験をどう活かすか?
第4章 「旅」と「読書」プラスαで磨く仕事の思考パターン
 「人間」を過大評価しない
 マイルールをつくる
 損得より楽しさと面白さを優先する
 ビジネス判断に必要なファクト
 閉塞した時代を打破するリーダー三つの力
PART 2 脳に効く、「旅」と「読書」おすすめガイド
 ローマ—観光地にも「市場原理」が働いている
 ワーラーナシー(インド)—「土地は人の生活の産物」を実感
 エスファハーン(イラン)—治安がよく、勤勉、英語も堪能
 エルサレム(イスラエル)—徹底的な入国審査で国の情勢を感じる
 バガン(ミャンマー)—「観光客ずれ」していない町の姿
 『ハドリアヌス帝の回想】—人間を知るうえで最も役立つ書
 『いじわるばあさん』—日常レベルの人間を鋭く観察
 『昭和史』—現在の日本を理解するにはまず昭和という時代を知る必要がある
 『クアトロ・ラガツィ』—日本人の素晴らしさを改めて教えてくれる一冊
 『現代の金融入門』—この先十年は誰も超えられない金融の入門書
 『単純な脳、複雑な「私」』—全ページにわたって驚きの解説が続く
おわりに
参考資料1 「いろいろな気づきを与えてくれる」歴史の十都市
参考資料2 「人間の旅を楽しむ」十冊
参考資料3 人間とその社会を深く知るための毒をもった古典十冊

【5. 読んだ後にすぐ実行してみたこと】
●海外旅行をするためのスケジュールを確保しました
●本書で紹介される書籍を一式購入しました
●読書について、「じっくり向き合って読む本」を決めました

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